R.Eブログ
今年はうるう年!
今年は「令和2年」です。毎年年が明けて年号に慣れてきた頃にはもう次の年が明ける。。
と繰り返しているような気がします。。。
さて、今年は「うるう年」です! 2月29日生まれの方、おめでとうございます♪
4年に1度の「うるう年」ですが実は必ず4年に1度ではないんです。
という事でちょっとややこやしい「うるう年」のお話をします。
太陽暦で通常1年は365日です。これは地球が太陽を1周するのにかかる日数ですが、
正確には1周するのに約365.2422日かかるため、4年間で約1日分のズレが生じます。
これを調整する為の「うるう年」なんです。
どうして2月が1日増えるのか!?それはなんと、古代ローマにまで遡ってしまいます!
日本で今の太陽暦(グレゴリオ暦)が使われるようになったのは明治6年ですが、
そのグレゴリオ暦は古代ローマが始まりと言われています。
古代ローマでは3月が1年の終わり。2月が1年の終わりだったので、
1年の終わりで調整した訳です。こんなところにルーツがあったのですね!
「うるう年」侮りがたし!
しかし!「うるう年」も長年使っているうちにこれにもまた微妙なズレが生じ、
4年で約44分、40年で約7時間20分にもなってしまい、誤差の誤差を調整するという
何ともややこしいルールが存在します。通常西暦が4で割り切れる年がうるう年ですが、
その中でも西暦が100で割り切れる年はうるう年ではありません。
しかし!西暦が400で割り切れるとうるう年です。
例えば2000年は4で割れるので「うるう年」です。ところが100で割れるので
「うるう年」ではありませんが、400で割れるので「うるう年」です。
1900年は4で割れるので「うるう年」ですが、100で割れるので「うるう年」
ではありません。そして400でも割れないので「うるう年」ではありませんでした。
次回は2100年が「うるう年」の年ですが「うるう年」ではありません。
当分先の話なのでとりあえずは関係なさそうです。
ややこやしい「うるう年」の話でした。